ついに!アドラー心理学のベストセラー本。嫌われる勇気がドラマに

出典:http://www.fujitv.co.jp/kira-yu/
私がアドラー心理学に出会ったのは2015年。
そして、アドラーに関わる本で初めて読んだのが「嫌われる勇気」でした。
そんな「嫌われる勇気」がなんとドラマになるそうです!
しかもまさかの刑事ドラマ 😯
アドラー心理学を伝える私としては、ドラマによって多くの人に認知が広がることが嬉しいです。
ドラマ「嫌われる勇気」のあらすじ
アドラー心理学の嫌われる勇気を持った人がもし刑事だったら・・・
という設定で主人公の庵堂蘭子(香里奈)が世界一嫌われている女刑事として登場します。
32歳独身、彼氏なしで警視庁刑事部捜査一課8係の刑事のエース。
他者からの評価や批判を一切気にせず、自分の道を突き進むアドレリアン。
コンビを組むのは、あこがれの捜査一課に異動してきたばかりの青山年雄(加藤シゲアキ)
彼はアドラーもなーんにもしらない正義感にあふれた青年。
そんな彼が蘭子とのやり取りによって、
少しずつアドレリアンになっていく様子が描かれるようです。
そしてアドラー心理学のすべてを知る男として
帝都大学文学部心理学科の教授・大文字哲人(椎名桔平)。
どんな形でアドラーの教えが伝わってくるんでしょうか。楽しみです。
ドラマ「嫌われる勇気」のキャスト
庵堂蘭子:香里奈
主人公の庵堂蘭子(あんどう らんこ 32)は香里奈さんが演じます。
1984年2月21日生まれ、15歳の時にモデル業を開始し2000年の16歳の時にファッション雑誌「Ray」にて2014年まで14年に渡って専属モデルを務める。17歳でドラマ「カバチタレ!」で女優としてデビューし、最近ではドラマ「結婚式の前日に」、「SUMMER NUDE」、「フリーター、家を買う。」などに出演をし活躍をしています。
庵堂蘭子は独身で彼氏なしで警視庁刑事部捜査課8係の刑事。32歳と若いにも関わらず難事件を次々と解決をしていく桜田門のエース。そのため組織に馴染むことができない一匹狼タイプで周囲の耳を貸さず、自分の信じる道しか進まない。
一言でいえば自己中心的な性格で他人からの評価を一切気にしないタイプでアドラー心理学を地で行く、いわば「アドラー女子」なのです。
アドラー女子って初めて聞いたけど、結婚できないタイプの女の子ってやつでしょうかね。でも香里奈さん、可愛いですし雰囲気もそれっぽいので適役と言えるかもしれませんね。
青山年雄:加藤シゲアキ(NEWS)
蘭子の相棒・青山年雄(28)はNEWSの加藤シゲアキさん。
1987年7月11日生まれ、小学6年生の時にジャニーズ事務所に入所しNEWSのメンバーに。小説家という顔も持っている異色アイドルといってもいいかもしれませんね。ドラマ「傘をもたない蟻たちは」、「時をかける少女」、「失恋ショコラティエ」などに出演をしています。
青山年雄は正義感が強く子供の頃から刑事に憧れを持っていた男子。性格は明るいが優柔不断なところがあり、他人にどう思われているのかが気になって仕方がない蘭子とは逆の「嫌われたくない男」なのです。
大文字哲人:椎名桔平
帝都大学文学部心理学科の教授・大文字哲人(だいもんじ てつと 52)は椎名桔平さん。
1964年7月14日生まれ、舞台を中心に役者として活動をし1986年に映画「時計 Adieu l’Hiver」で映画デビュー、ドラマ「もっとあぶない刑事」でドラマデビューを果たします。数多くのドラマや映画に出演をしている椎名桔平さんですが、ミステリアスな役柄に非常に似合うように思います。最近ではドラマ「破裂」や「極悪がんぼ」、「刑事のまなざし」、「謎解きはディナーのあとで」などに出演をしてます。
大文字哲人は帝都大学文学部心理学科の教授で、事件の犯人像に関する情報を警視庁に提供をしているコンサルタントでもあり、難事件での実績があることから警視庁からも信頼されている人物。もちろん、アドラー心理学のほかの心理学も習得していることから人間の本質を知っており、ズバズバと相手の誤りを指摘する毒舌家でもあります。
蘭子が大学2年の時にアドラー心理学の本を夢中になって読んでいる姿を見て、自身のゼミに誘ったのが二人の出会いです。
出典元:http://www.fujitv.co.jp/kira-yu/cast-staff/index.html
ドラマ「嫌われる勇気」第1回目の放送を見て
実はこの記事を書き始めたのは第1回の放送日前でした。
先週の木曜日に第1回目の放送があり、期待しながら見ました。
が!!!率直な感想としては「うーーーーん・・・。」と言う感じ。
あれだと庵堂蘭子は周りから嫌われる冷たい人にしか見えないですよーーー 🙄
アドラー心理学が誤解されてしまうわ。
アドラーが伝えたい共同体感覚はどこいったんやー?
共同体感覚とは、
「自己受容」自分のことが好き
「他者信頼」人々は仲間だ
「他者貢献」人の役に立っている
と言う感覚です。
このことが全然触れられていないことが気になりました。
2話以降からこの共同体感覚の話になっていくのか半分期待し、半分心配しておきます(笑)
アドラー心理学は実は子育てにも使える
自由とは他者に嫌われること。という劇薬にもなりそうなフレーズが斬新なので
そこに重点が置かれているようにきこえますが、
提唱者のアルフレッド・アドラーは、もともと世界で初めて児童相談所を作った人です。
第一次世界大戦の軍医を経験し、
どうすれば戦争がなくなるのかと考えたアドラーは、教育を変えることが世界を変えると考えたのです。
そういう経緯もあり、アドラー心理学は子育てにとっても役立つことが満載です。
次回、子育ての観点から嫌われる勇気を解説してみたいと思います(*^^*)
子どもを持つお母さんお父さんに読んでもらえたらうれしいです。